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栃木県 真岡市 泌尿器科 前立腺肥大症 尿失禁 過活動膀胱 膀胱炎

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前立腺肥大症

前立腺肥大症とは

前立腺は、男性の膀胱の出口を取り巻くように存在していて、その中心を尿道が通っています。
前立腺は、精液に栄養を与えている器官ですが、加齢によって大きくなると言われています。
「前立腺肥大症」は、前立腺の内線と言われる部分が肥大して大きくなり、その結果、膀胱の出口が圧迫されるために、尿の出や勢いが悪くなる病気です。
前立腺肥大症の患者様は、50歳代以上に多くみられる病気です。

前立腺肥大症の症状

前立腺肥大症の症状としては,尿がすぐ出ない、少ししか出ない、尿をした後もスッキリせず、残尿感がある、トイレが近くて特に夜間に行く回数が多い、などがあります。
こうした状態を長い間放っておくと肥大が進んでしまい、膀胱に残る尿の量が増えて、感染や腎不全などの病気を引き起こすこともあります。
大部分の患者様は薬物だけでかなり効果が出ます。また、症状が残る患者様は漢方薬 を併用することで有効率を上げることも可能です。

尿失禁

尿失禁(尿漏れ)とは、本人の意志に関わらず、尿をしたくない時や場所で漏れたり、尿が出てしまうことをいいます。
日常生活のうえで不快や不自由をもたらし、生活の質を低下させます。軽いものを含めると成人女性の約3割で尿失禁の経験があると言われ、加齢や病気による尿失禁は男性にも見られます。

尿失禁は症状・原因により大きく2つの種類に分けられます。

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみをした時や、重いものを持ったときなど、お腹に力がかかったときに尿が漏れてしまうタイプの尿失禁です。女性の尿失禁では最も多いタイプです。前述のように骨盤底筋群が弱くなり、尿道、膀胱をしっかり支えられなくなるのが原因と考えられています。

切迫性尿失禁

急に尿がしたくなり(尿意切迫感)、トイレに間に合わずに漏れてしまうタイプの尿失禁です。水仕事をしている時や、帰宅したとたんに急にトイレに行きたくなり、トイレまで間に合わないというような特徴があります。本来は脳からの指令で排尿はコントロールされていますが、脳血管障害などによりそのコントロールがうまく行かなくなった時など原因が明らかなこともあります。しかしながら多くの場合、特に原因がないのに膀胱の過敏性が増し膀胱が勝手に収縮してしまい、尿意切迫感や切迫性尿失禁をきたしてしまいます。膀胱自体の老化や、女性の場合は骨盤底筋群が弱まることも原因として考えられています。

当院でも多数の薬剤を揃えており、症状の程度にあわせて使用しています。また、ウロマスターによる低周波治療も行っています。症状が気になったらお気軽にご相談ください。

ウロマスター
当院で行っている頻尿・尿失禁治療は、下腹部と下臀部に専用粘着パットを4枚貼り干渉低周波電流を用いて膀胱点および尿道等の排尿括約筋に効果的電気刺激を流します。
この治療は保険適用され、副作用もなく安全・簡単な全く新しい治療法です。
費用及び回数
  1. 専用粘着パットは最初に購入していただきます。
    4枚セットで¥3,000円です。
  2. 専用粘着パッドは20回から30回使用可能なものです。
    (個人の使用分なので衛生的です)
  3. 専用粘着パッド以外の治療にかかる費用はすべて保険が適用されます。
  4. 治療回数は、最初の3週間は週2回程度通院していただき、その後は2週間に1回程度です。
  5. 効果があがった時点で治療は終了となりますが、判断は先生にお任せください。

過活動膀胱

過活動膀胱とは、「切迫した尿意があって、多くの場合、頻尿や夜間頻尿や切迫性尿失禁を伴う状態」を言います。
例えば次のような症例があります。
  • 急に尿意を覚えトイレへ急いでも間に合わない
  • 水に触れると急にトイレに行きたくなる
  • 行ったばかりでまたすぐトイレに行きたくなる
過活動膀胱は加齢とともに増加することが知られています。
また、脳血管障害などの基礎疾患の場合もありますが、原因がはっきりしない場合も少なくありません。
主な治療法は、抗コリン薬の服用ですが、膀胱訓練で改善する場合もあります。

症状と尿検査で診断がつきますのでお気軽にご相談ください。

尿路性器癌

腎癌

比較的希な疾患です。超音波検査などで、偶然に見つかることが多いです。基本的に、手術が必要です。

膀胱癌

血尿をきっかけに、膀胱鏡検査や超音波検査で見つかることが多いです。手術が必要ですが、多くは内視鏡手術で治療できます。

前立腺癌

初期の症状は前立腺肥大症と殆ど違いがありません。感度の高い腫瘍マーカー(PSA)がありますので、採血により早期発見が出来るようになりました。確定診断には、前立腺針生検が必要です。進行度や年齢により、治療が異なります。

尿路感染症

尿が混濁し、ひどくなると血尿になります。感染部位により症状が異なります。当院では、尿を顕微鏡にて検査し、感染の有無を確認後に内服による治療を行います。

膀胱炎

もともと無菌である膀胱内に、なんらかの形で細菌が入り込んで、膀胱内で増殖し、それが原因となって膀胱が炎症する病気のことをいいます。女性に多い病気でもあります。尿の混濁とともに尿の回数が頻繁になり、排尿時痛や残尿感が生じます。再発を繰り返す場合は、何らかの原因となる病気が潜んでいる可能性がありますので、専門医による検査をお勧めします。

腎盂腎炎

腎臓まで細菌が到達することにより発生し、多くは膀胱炎症状とともに発熱と場合により背中の痛みが出現します。抗生剤の点滴が必要になる場合もあります。

尿道炎

男性では、排尿時痛とともに尿道口より膿が出ます。淋病やクラミジアに代表され、その多くは性行為が原因です(STD)。一般の抗生剤が無効な場合が多く、専門医による検査・治療を受けることが大切です。

前立腺炎

前立腺は、男性だけの臓器です。急性の前立腺炎は頻尿、排尿困難、排尿時痛、発熱などが出現します。多くの場合、抗生剤の点滴が必要になります。慢性の前立腺炎は、会陰部の不快感などはっきりしない症状を呈します。専門医でも対処に苦慮することが多く、色々な薬を使い分けますが、治療に時間がかかることがあります。漢方薬が有効なことがあります。

尿路結石症

尿路結石症

血尿や背部痛 が生じます。薬物療法では、残念ながら一部の特殊な結石を除いて溶かすことは出来ず、痛み止めとともに排石を促すような内服治療が中心です。当院では、レントゲンによる造影検査、超音波を用いた結石の診断、治療を行います。体外衝撃波による結石破砕術(ESWL)が必要な方は、適切な施設にご紹介致します。

腎結石

通常は、症状が出ることはあまりありません。サイズの小さなものは経過観察になりますが、1cm以上のものは結石破砕術(ESWL)が必要になることが多いです。

尿管結石

尿管に結石が詰まると、多くの場合血尿とともに背部痛が出現します。薬物療法で経過を見ますが、自然排石が困難な場合は結石破砕術(ESWL)または内視鏡手術などの治療が行われます(※適切な施設にご紹介致します)。

膀胱結石

膀胱で結石が大きくなると、血尿や頻尿、排尿時痛などが生じます。内視鏡手術または結石破砕術(ESWL)が必要になります(※適切な施設にご紹介致します)。

LOH(ろう)症候群(男性更年期)

LOHとは、Late-onset hypogonadism(加齢男性性腺機能低下症候群)の略です。男性更年期とも言われています。倦怠感、気力の低下、うつ症状、性機能低下など、多彩な症状が出現する場合があります。漢方薬内服などで症状改善が得られることがあります。