泌尿器科とはどのような診療科ですか? |
泌尿器科は決して男性だけが受診する診療科ではありません。 泌尿器科は腎臓、尿管、膀胱、前立腺そして尿道などの排尿に関係する臓器のすべてを扱っております。 具体的な疾患としては以下のものが挙げられます。 前立腺肥大症、尿失禁、過活動膀胱、夜尿症等、膀胱炎などの尿路感染症、尿路腫瘍(前立腺癌、膀胱癌、腎癌等)、尿路結石症などです。 |
前立腺肥大症とはどのような病気ですか? |
男性には膀胱を出たすぐのところの尿道の奥に、尿道を囲むようにして前立腺という組織があります。 精液の一部を作る働きがありますが、これが年齢と共に肥大していく傾向がみられます。 ある程度大きくなって排尿に影響が出始めいろいろな症状がでてくる場合を前立腺肥大症と呼びます。 排尿の勢いが悪い、残尿(感)がある、尿が近い、尿が出るまでに時間がかかる、我慢できない強い尿意を感じる、夜トイレになんども起きる、尿が途中で途切れるなどの症状です。 |
過活動膀胱とはどのような病気ですか? |
何の前触れもなく突然に生ずる我慢できない強い尿意と時には尿が漏れてしまう(尿失禁)こともある症状の方を過活動膀胱といいます。 中年以降、特に女性にこのような症状の方がいらしても、我慢している方がとても多いといわれています。 どうぞ、お気軽に当院を受診されることをお薦め致します。 |
漢方薬で副作用はありますか? |
副作用は少ないですが、全くないとは言えません。 副作用のほとんどは胃がムカムカしたり、お腹がゆるくなったりする軽いものですが、高齢者、内臓の疾患(特に肝硬変や腎不全)のある方、妊娠している女性、小児などでは副作用が強く出たりすることがまれにあります。 服用に対してはご自分で判断なさらずに、ご相談下さい。 |
漢方薬は現在服用している薬と一緒に服用できますか? |
一部の薬と相互作用があります。 作用が弱まったり、副作用が強く出たりすることがありますので、他のお薬を服用されている方は必ず受診時にそのお薬をお知らせ下さい。 また、漢方薬は食前または食間に飲むのが一般的ですが、西洋薬と一緒に食後に服用する場合もあります。 |
漢方薬はいつ飲むのですか? |
原則として、食前もしくは食間です。胃に食物があると吸収が悪いからです。 しかし多くの薬は食後内用しますので、飲み忘れることも多くなります。従って最近では、食後内用でも可としています。 |
漢方治療で保険はききますか? |
漢方薬はあくまで医療品であり、健康保険が適応されます。 安心してご受診ください。 |
EDとはなんですか? |
ED(イーディー)とは「勃起機能の低下」を意味し、勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったりして、満足のいく性交ができない状態のことです。 特にメタボリックが気になる中高年男性には多く見られる症状ですので、お気軽にご相談下さい。 |
セカンドオピニオンとはなんですか? |
担当医の意見が第1の意見であるのに対し、他の医師の意見をセカンドオピニオンと呼びます。セカンドオピニオンを聞くことによって、診断、治療、検査などさまざまな状況で、患者さん自身が自分の診療を正しく理解し、十分に納得することができるため、安心して診療を受けることができるでしょう。当院ではセカンドオピニオンに対応していますので、どうぞお気軽にご相談ください。 |